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新潟県加茂市T様邸 - 2013年6月の施工実績 | 家の傾き修理・地盤沈下修正なら有限会社オプト

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新潟県加茂市T様邸

工事データ

工事時期: 2013年6月
工事内容: アンダーピニング沈下防止 (家の傾き修正)
基礎の形状: 布基礎
鋼管杭箇所数: 14箇所
鋼管杭最長圧入長さ: 5.4m
最大圧入t(トン)数: 10t
基礎補強長さ: 52m
ジャッキアップ(持ち上げ)箇所数: 13箇所
ジャッキアップ(持ち上げ)量: 57mm
工事責任者: 金森 修平 よりコメント
布基礎で擁壁側の盛り土のあたりが地盤沈下を起こし、その原因により家屋の一部が沈下していました。また、沈下に伴い柱や梁が沈下している側に引っ張られて傾いていました。
鋼管圧入は圧入箇所14カ所。
圧入長さは最も深いところで5.4m、おおよその長さは3m-5m程度で打ち込み完了。
圧入に関しては、家屋の荷重が重たい箇所の鋼管でそれぞれ10t、2階のない軽い箇所では8t、浴室の最も軽いところで6.5tの力で圧入ができました。
ジャッキアップ(持ち上げ時)に関しては、1本あたりの鋼管に加わる重量が4.3t以内で抑えているので、2階がある箇所でしっかりと荷重のとれる範囲では家屋持ち上げの2倍以上の地耐力のある地盤で支えてあり、そのほかの箇所でも家屋持ち上げの荷重に対して十分な地耐力のある地盤で家屋を支えるように施工をしています。
今回の工事で地盤沈下した側をアンダーピニング工法で持ち上げることで家屋全体はリビング・キッチンの間の箇所(沈下修正施工箇所図I)を除いて、ほぼ傾きが気にならない状態での施工をすることができました。
沈下側に引っ張られていた柱や梁に関しても基礎からしっかりと持ち上げ傾きを直したことにより、引っ張られていた部分は負担を軽減されて真っ直ぐにもどっていっているのを確認しました。
地盤沈下の原因は、擁壁側での盛土が年月によりどこかに流れていることにより起こっていると考えられたため、基礎下の養生に関して、今後も擁壁側に地盤沈下が続く可能性が高いと考慮し、重量のかかるモルタルを充填するよりも、力を分散してくれる砂利をつめることで対応しています。一部、上がり量が少なく砂利が入らない箇所(圧入Iのポイント、和室)、風呂の土間下の砂利を入れることができないスペースに関してはモルタルの充填で対応しています。
今回の施工により鋼管杭でしっかりとした地盤の上から家屋を支えることができたため、地盤沈下は今後続いたとしても、その地盤沈下によって鋼管で支えられた家屋が再沈下を起こすことはありません。
また、以前に施工されていたコンクリートピースの圧入による沈下修正工事では、地盤沈下でピースがバラけていたのに対して、今回は鋼管を溶接でつないで施工しているため、地盤沈下が進んで空洞になった状態、あるいは地震による横ずれにも強く粘るよう施工をしています。
工事写真
1.掘削作業
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    コンクリート撤去

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2.基礎補強 帯鉄取付
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3.鋼管杭圧入
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    溶接

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4.基礎補強 帯鉄取付
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    床下

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    床下

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    床下

5.床下 鋼管杭圧入
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    溶接

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6.ジャッキアップ準備
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    溶接

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7.ジャッキアップ
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    出窓 束部分

8.鋼管杭固定
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    溶接

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    溶接

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9.基礎下砂利詰め
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    浴室土間下
    基礎下モルタル注入

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    床下
    基礎下モルタル注入

10.杭頭処理
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11.基礎ハツリ
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    脱衣所下
    人通口施工

12.束養生
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    脱衣所下

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    リビング下

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    和室下

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    外部出窓下

13.換気口 施工
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14.埋戻し
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    床下

15.工事完了
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新潟県の施工実績一覧です。

合計工事件数:3

オプトのアンダーピニング修正工事では、下記の項目が重要な要素となります。
基礎の形状、杭数、最長杭の長さや基礎補強の長さによって工期や施工価格が決定しています。
参考にしたいリストをクリックすると詳細をご覧いただけます。

※一部、詳細をご覧いただけない施工事例もあります。

場所 時期 工事名 基礎形状 杭数
(本)
最長杭の
長さ
(m)
基礎補強の
長さ
(m)
持ち上げ量
(mm)
柏崎市朝日が丘 2020年1月 アンダーピニング沈下修正工事
家の傾き修正
ベタ基礎 15 21 23 52
中魚沼郡津南町赤沢 2018年10月 アンダーピニング沈下修正工事
家の傾き修正
ベタ基礎 6 6.2 19 45
加茂市八幡 2013年6月 アンダーピニング沈下防止
家の傾き修正
布基礎 14 5.4 52 57

場所:施工場所
時期:施工時期
工事名:どのような工事を行ったか
価格帯(税込):おおよその価格帯
基礎形状:基礎の形状(ベタ基礎/布基礎/無筋布基礎/ブロック基礎など)
杭数(本):鋼管杭を施工した箇所本数
最長杭の長さ(m):鋼管杭が最長何m地中に入って家屋を支えているかのメートル数
基礎補強の長さ(m):基礎に鉄板を施工し、基礎の補強を行った範囲
持ち上げ量(mm):ジャッキアップにより家屋を持ち上げた量