工事時期: | 2015年4月 |
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工事内容: | アンダーピニング沈下修正工事 (家の傾き修正) |
基礎の形状: | ベタ基礎 |
鋼管杭箇所数: | 14箇所 |
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鋼管杭最長圧入長さ: | 5.2m |
最大圧入t(トン)数: | 10t |
基礎補強長さ: | 55m |
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ジャッキアップ(持ち上げ)箇所数: | 14箇所 |
ジャッキアップ(持ち上げ)量: | 75mm |
家の傾きの施工前の状態から、どのような工事内容を行って、
最終的にどのような形で工事を終えたのかを紹介しています。
基礎の形状はベタ基礎であるにも関わらず、計測数値が一定に下がっていなく部分的な歪みがありました。東日本大震災の際に大きく揺さぶられた為に基礎への負担が大きかったことが原因と考えられます。通常は、ベタ基礎の場合は一部分が極端に「へ」の字型に曲がることがないので、工事も難しいことが予想されます。
は鋼管杭を圧入する箇所
は基礎補強・帯鉄板で補強を行う箇所
施工計画では、負担が大きくかかっている箇所に重点的に持ち上げるような計画を立てました。
途中、よりよくなるようにお施主様よりご要望をいただき追加の計画変更をしたこともあり家全体のバランスがよいところまで工事をすることができました。施工前の部分的な歪みがあると長く使っていくうちに家への痛みが大きくなるのですが、今回しっかりと施工してバランスも戻ってますので、長く安心して暮らしていただけます。
床下状況
鋼管位置コア抜き
床下作業
基礎下状況
防錆処理
杭頭処理
土間コン復旧