工事時期: | 2015年11月 |
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工事内容: | アンダーピニング沈下修正工事 (家の傾き修正) |
基礎の形状: | 布基礎 |
鋼管杭箇所数: | 8箇所 |
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鋼管杭最長圧入長さ: | 5.9m |
最大圧入t(トン)数: | 10t |
基礎補強長さ: | 29m |
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ジャッキアップ(持ち上げ)箇所数: | 8箇所 |
ジャッキアップ(持ち上げ)量: | 26mm |
家の傾きの施工前の状態から、どのような工事内容を行って、
最終的にどのような形で工事を終えたのかを紹介しています。
家の短手の面が2間で、長手も6間のながさで短手に3cmの傾きでとても生活に不便に感じていらっしゃいました。現象としては一部分の地盤沈下が影響で家全体が引っ張られている状況でした。
は鋼管杭を圧入する箇所
は基礎補強・帯鉄板で補強を行う箇所
施工計画では、沈下がみられる範囲の全面6間程度の長さと、短手を基礎補強でがっちりと固めて、沈下範囲をアンダーピニング工法で持ち上げる計画をしました。広さがそれほど広くはないため、沈下矯正工事としては全体的にしっかりとよくなることが確信できていたのですが、再沈下への不安をしっかりと取り除きたいという思いも含め計画をたてています。
ほぼ家全体的に傾きがなくなり、尚かつ、施工前にかなり傾きを感じられていたため、施工後に真っ直ぐになったことをとても喜んでいただけました。尚かつ、再沈下への不安も取り除け、施工前に建具などの不具合が見られたところもしっかりと家のバランスがよくなる事で解消されました。
床下
繋ぎ溶接
鋼管杭固定
杭頭処理
防錆処理
束調整
配管復旧
埋戻し