工事時期: | 2015年9月 |
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工事内容: | アンダーピニング沈下修正工事 (家の傾き修正) |
基礎の形状: | 布基礎 |
鋼管杭箇所数: | 11箇所 |
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鋼管杭最長圧入長さ: | 8.8m |
最大圧入t(トン)数: | 10t |
基礎補強長さ: | 33.5m |
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ジャッキアップ(持ち上げ)箇所数: | 11箇所 |
ジャッキアップ(持ち上げ)量: | 120mm |
家の傾きの施工前の状態から、どのような工事内容を行って、
最終的にどのような形で工事を終えたのかを紹介しています。
計測段階では、一部分の極端な地盤沈下によって、家全体がバランスを悪くして建具やサッシなど至る所に不具合を生じていました。
は鋼管杭を圧入する箇所
は基礎補強・帯鉄板で補強を行う箇所
施工計画では、計測を元にして、家の傾きが発生している原因を突き止めて改善するよう計画します。今回は、極端な地盤沈下を起こしていた箇所が図面の右下あたりになりますので、そちらを重点的に施工する計画をたてました。
一部分の部分修正で家の傾きはもちろん、全体のバランスもよくなり建具やサッシなどの不具合もしっかり直りました。地盤沈下による家の傾きですが、毎度感じるのですが、部分的な沈下でこれほどまでに家全体が悪くなるのかと感じます。一部の部分矯正で家全体が見違えるようによくなり、今後も再沈下しないように施工をしていますので、施工後は安心して暮らしていただけます。
溶接繋ぎ
ジャッキアップ後
固定溶接
室内復旧