工事時期: | 2015年10月 |
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工事内容: | アンダーピニング沈下修正工事 (家の傾き修正) |
基礎の形状: | 布基礎 |
鋼管杭箇所数: | 10箇所 |
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鋼管杭最長圧入長さ: | 9.6m |
最大圧入t(トン)数: | 10t |
基礎補強長さ: | 34m |
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ジャッキアップ(持ち上げ)箇所数: | 10箇所 |
ジャッキアップ(持ち上げ)量: | 55mm |
家の傾きの施工前の状態から、どのような工事内容を行って、
最終的にどのような形で工事を終えたのかを紹介しています。
家全体が擁壁(図面でマイナス数値の面)側に向かって傾いていました。原因としては、擁壁側の基礎の下が陥没ができているなど、地盤沈下が進行している状態でした。
は鋼管杭を圧入する箇所
は基礎補強・帯鉄板で補強を行う箇所
施工計画では、主に、地盤が沈下した面を重点的に部分矯正をすることで家全体のバランスをよくするように計画をしました。また、地盤沈下がまだ進行中のため、施工後に地表に近い層で沈下が起きたとしても、家そのものに今回のような影響がでないように再沈下防止を含めてアンダーピニング工法を計画しています。
家全体の傾きの修正はもちろん、家のバランスもよくなりました。また、一番気になっていた地盤沈下が続くことへの不安がなくなり安心して暮らしていただける家になりました。
溶接繋ぎ
掘削
基礎補強
鋼管杭圧入
ジャッキアップ後
鋼管杭固定
杭頭処理
束調整
設備復旧