工事時期: | 2015年6月 |
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工事内容: | アンダーピニング沈下修正工事 (家の傾き修正) |
基礎の形状: | ベタ基礎 |
鋼管杭箇所数: | 12箇所 |
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鋼管杭最長圧入長さ: | 4.9m |
最大圧入t(トン)数: | 10t |
基礎補強長さ: | 34m |
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ジャッキアップ(持ち上げ)箇所数: | 12箇所 |
ジャッキアップ(持ち上げ)量: | 33mm |
家の傾きの施工前の状態から、どのような工事内容を行って、
最終的にどのような形で工事を終えたのかを紹介しています。
家の真ん中あたりから、基礎が曲がっていたため、玄関に向かって傾きが発生していました。玄関以外の室内リビングの半分から奥に向かっては影響がなかったのですが、一部分の傾きが発生することで家全体が引っ張られるような感じになり2階の特に玄関上の部屋では不快感を感じていらっしゃいました。
は鋼管杭を圧入する箇所
は基礎補強・帯鉄板で補強を行う箇所
基礎がベタ基礎でしっかりとしているために、玄関だけの部分的な補修というよりも家全体のバランスを戻して、家の真ん中にある基礎の曲がりを直すというところまで計画にいれ、ほぼ外周をコの字に支える計画を立てました。
局部的に悪く見えていた玄関側はもちろんですが、コの字でしっかりと家全体を支えることで、家の真ん中にあった基礎の曲がりからバランスもしっかりと戻り、尚かつ、今後もしっかりと支えられているため安心して暮らしていただけます。
溶接繋ぎ
ジャッキアップ後
鋼管杭固定
固定溶接
杭頭処理