工事時期: | 2015年4月 |
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工事内容: | アンダーピニング沈下修正工事 (家の傾き修正) |
基礎の形状: | 布基礎(防湿コン) |
鋼管杭箇所数: | 13箇所 |
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鋼管杭最長圧入長さ: | 21.5m |
最大圧入t(トン)数: | 9t |
基礎補強長さ: | 36m |
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ジャッキアップ(持ち上げ)箇所数: | 13箇所 |
ジャッキアップ(持ち上げ)量: | 122mm |
家の傾きの施工前の状態から、どのような工事内容を行って、
最終的にどのような形で工事を終えたのかを紹介しています。
計測数字から、家の傾きがとてもあることがわかります。また、これだけの傾きがある場合、配管関係の勾配も気になっていました。また、計測数字も均一ではなく所々歪な傾きをしていました。
は鋼管杭を圧入する箇所
は基礎補強・帯鉄板で補強を行う箇所
施工計画では家の短手方向に傾いているため、その傾きのひどい範囲を重点的に持ち上げて、短手の幅があまり長くないので基礎を補強することで家の全体のバランスをよくするように計画を立てました。
全体的に家の傾きを感じることのないような施工ができました。数字では、多少、和室側に傾きが残っているように見えますが、傾きの少なかった面の持ち上げを行えなかったところと家全体のバランスを考慮して問題ない状態で施工を完了しました。
溶接繋ぎ
固定溶接
杭頭処理