工事時期: | 2015年2月 |
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工事内容: | アンダーピニング沈下修正工事 (家の傾き修正) |
基礎の形状: | ブロック基礎 |
鋼管杭箇所数: | 3箇所 |
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鋼管杭最長圧入長さ: | 3.4m |
最大圧入t(トン)数: | 6t |
基礎補強長さ: | 7.2m |
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ジャッキアップ(持ち上げ)箇所数: | 3箇所 |
ジャッキアップ(持ち上げ)量: | 10mm |
家の傾きの施工前の状態から、どのような工事内容を行って、
最終的にどのような形で工事を終えたのかを紹介しています。
リフォーム中の部分的な土台の沈下を大工さんが気づき計測をさせていただきました。わずか2間の感覚で-15mmの傾きがありました。 リフォームの時、床を水平にはることで、あたかもまっすぐになっているように見える事があります。ただ、その場合には家のバランスなどは傾いたままなのでサッシのゆがみを直したり2階がある場合は、2階の傾きはそのままだったりしますので、大工さんの仕事で全てを直すのは大変になってしまいます。
は鋼管杭を圧入する箇所
は基礎補強・帯鉄板で補強を行う箇所
リフォーム中の部分的な傾きを直す工事だったため、床をや壁などがとれていて家の傾きを直すのにはとてもやりやすい状況です。
大工さんに状態やリフォーム内容などを確認させていただき、施工計画をたてさせていただきました。
土台の数字でみると家のバランスを大切にするため多少の傾きは残っていますが、ここからの仕上げで大工さんにまっすぐ床をはってもらうことで家そのものは傾きを感じなくなります。もちろん、数字で正確に0にすることもできますが家全体のバランスを考えると、この状態が良い状態だと判断しました。
また、今回のような部分的な地面の不良が原因で、今後も下がる恐れがあることに対して、オプトのアンダーピニング工法では、しっかりとした支えをつくり基礎を支えますので、今後の不安がなくなります。家の傾きの工事後にはしっかりリフォーム工事もしていただけるので土台からまっすぐになり大工さんも仕事がやりやすい状態で、尚かつ家もリフォーム後に傾いて折角のリフォームが台無しにならないため、是非リフォーム前や途中でもお気軽にご相談ください。