工事時期: | 2019年4月 |
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工事内容: | アンダーピニング沈下修正工事 (家の傾き修正) |
基礎の形状: | ベタ基礎 |
鋼管杭箇所数: | 12箇所 |
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鋼管杭最長圧入長さ: | 9.6m |
最大圧入t(トン)数: | 10t |
基礎補強長さ: | 33m |
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ジャッキアップ(持ち上げ)箇所数: | 10箇所 |
ジャッキアップ(持ち上げ)量: | 70mm |
家の傾きの施工前の状態から、どのような工事内容を行って、
最終的にどのような形で工事を終えたのかを紹介しています。
家の傾き修正施工前の状況です。ベタ基礎の家屋で図面左から右にかけて家全体で傾きが生じていました。
は鋼管杭を圧入する箇所
は基礎補強・帯鉄板で補強を行う箇所
家の傾き修正の施工計画では、施工前の状況を加味して、ベタ基礎であることもあり、家の半分から右を重点的にジャッキアップし、右側をあげることで家全体をバランスよく直せるように基礎補強をする計画としました。
家の傾きの施工後は、施工計画通り家全体がしっかりとフラットなほぼ3/1000以内に収まる結果となりました。基礎の状況、地面の状況、家のバランスなどこれまでの経験を基に、全体矯正ではなく部分矯正で全体をしっかりフラットに直せました。