工事時期: | 2019年3月 |
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工事内容: | アンダーピニング沈下修正工事 (家の傾き修正) |
基礎の形状: | 布基礎 |
鋼管杭箇所数: | 7箇所 |
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鋼管杭最長圧入長さ: | 8.1m |
最大圧入t(トン)数: | 10t |
基礎補強長さ: | 30m |
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ジャッキアップ(持ち上げ)箇所数: | 6箇所 |
ジャッキアップ(持ち上げ)量: | 55mm |
家の傾きの施工前の状態から、どのような工事内容を行って、
最終的にどのような形で工事を終えたのかを紹介しています。
布基礎の家屋で、図面真ん中から左に向かって地盤沈下によって家の傾きが生じていました。特に生活空間であるリビング、ダイニング、キッチンが大きく傾きを生じていたため生活に不憫を感じていらっしゃいました。
は鋼管杭を圧入する箇所
は基礎補強・帯鉄板で補強を行う箇所
今回の施工では、家の傾きを修正後にリフォームをされる予定もあったため、リフォームとの兼ね合いを十分に検討して、家の一番ひどく傾きを生じているリビング、ダイニング、キッチン周りを重点的にジャッキアップする計画をしました。家のバランスも考慮してしっかりと基礎補強を行うことで、部分矯正でもしっかりと良くなるよう計画しました。
家の傾き修正後、数字上では傾きが残っているようになっていますが、この後、リフォームで全体を修正することで全体をバランスよく仕上げてもらっています。今回の施工で、家の傾きを解消することもありますが地盤沈下で生じている家の傾きの場合、施工後は再沈下をしても家は再沈下の影響を受けないようになります。そのため長く安心して暮らしていただけるようになり、大変喜んでいただけました。