工事時期: | 2017年10月 |
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工事内容: | アンダーピニング沈下修正工事 (家の傾き修正) |
基礎の形状: | 布基礎 |
鋼管杭箇所数: | 6箇所 |
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鋼管杭最長圧入長さ: | 5.5m |
最大圧入t(トン)数: | 10t |
基礎補強長さ: | 23m |
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ジャッキアップ(持ち上げ)箇所数: | 6箇所 |
ジャッキアップ(持ち上げ)量: | 28mm |
家の傾きの施工前の状態から、どのような工事内容を行って、
最終的にどのような形で工事を終えたのかを紹介しています。
家の傾き修正前の計測数値です。家で数字だけみると全体がバラバラに下がっているように見えます。基礎形状は布基礎です。
は鋼管杭を圧入する箇所
は基礎補強・帯鉄板で補強を行う箇所
家の傾き修正の計画です。計測値では全体にバラバラな下がり方をしているように見えますが、実際には図面右上の一室、増築されたお部屋部分が大きく傾いていて、それ以外の数値は体感ではそれほど傾きを感じない数字でしたので、増築部分のみの部分矯正で持ち上げる計画を立てました。
施工完了後です。数字ではあまり変わっていない様にみえますが、増築部の浴室が下がっている状態で実際にはあまり傾きが生じていなかったために、浴室を基準にした修正をすることとなったため、浴室と増築部分、既存家屋のそれぞれのバランスをとって一番体感として傾きを感じないところに納めました。
工事完了後、お施主様には「工事前とは全然違う。すごく快適!」と喜んで頂きました。
固定溶接
杭頭処理