工事時期: | 2017年11月 |
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工事内容: | アンダーピニング沈下修正工事 (家の傾き修正) |
基礎の形状: | 基礎無し |
鋼管杭箇所数: | 8箇所 |
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鋼管杭最長圧入長さ: | 6m |
最大圧入t(トン)数: | 4.5t |
基礎補強長さ: | 13m |
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ジャッキアップ(持ち上げ)箇所数: | 6箇所 |
ジャッキアップ(持ち上げ)量: | 20mm |
家の傾きの施工前の状態から、どのような工事内容を行って、
最終的にどのような形で工事を終えたのかを紹介しています。
今回の家の形状は基礎がなく、束石の上に束がのっている形状の基礎です。計測して気になったのが土の表面は残っているのですが、その下には大きな陥没がありました。
は鋼管杭を圧入する箇所
は基礎補強・帯鉄板で補強を行う箇所
施工計画では、家の傾きが発生しているところを重点的に直す部分矯正の計画を立てました。そして、今後のことも考慮してしっかりと基礎補強を行うことで部分的な陥没が起きても家に影響がでないように施工計画を立てました。
家の傾き修正後の計測数値です。全体的にほぼ傾きがなくなりました。家の傾き修正後にリフォームをされるとのことで、リフォーム会社様からも空洞があってリフォームをした後に陥没で家が傾く恐れがあったために、今回のアンダーピニング工法でしっかりと再沈下をしない状態にしていることで安心してリフォームできると安心されておられました。